暮らしを整える100のヒント

山形の整理収納アドバイザー*渡辺 有香のお片づけコラム

58*高い位置の収納、何入れる?

こんにちは、山形の整理収納アドバイザー*渡辺有香です。

高い位置にある収納、皆さんは何を入れていますか。

キッチンの吊り戸棚、和室の天袋などは、モノの出し入れに踏み台や脚立が必要な場合が多く、扱いに苦労します。

高い位置の収納には、何を入れるのが正解なのでしょう?

基本編:高い位置に収納すべきモノ

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高い位置に収納すべきモノは、基本的に「軽いもの」です。
その上で、

  • めったに使わないけれど必要なもの
  • 壊れにくいもの

ときどきしか使わない製菓用のツールは、通常の調理器具とは分けて高い位置に収納するといいですね。

重箱なども軽くてめったに使わないので高い位置へ。

高い位置はオフシーズンの季節ものの収納に適していますが、例えば扇風機は「重い」「落としたら壊れる・ケガをする」のでNG。

羽毛布団は、大きくても軽いのでOK。

わが家では、子供のアルバムを高い位置に収納しています。
無印良品の軽いポケットタイプなのでOKですが、大判のものだとちょっと危険かもしれません。

応用編:あえて毎日使うモノを入れる

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わが家では、踏み台を使うほどではないけれど、頭より高い位置にコーヒー豆やティーバッグを収納しています。

高い位置は他に収納したいものがないため、「飲み物コーナー」としてゆったり使用することができます。

手を伸ばすので、軽いストレッチになるのもいいですね。

他にも、あえて踏み台がないと届かない場所にお菓子を置いて、物理的ハードルを上げるのもダイエットには◎!?
子供にも見つかりません。笑

ラクに出し入れする工夫

高い位置に収納するには、安全に、取り出しやすくする工夫が必要です。

取っ手をつける

細かいものはカゴや箱に入れてから収納するとよいですが、それだけだと両手を伸ばす必要があります。

取っ手つきのケースに入れれば片手でラクラク♪

ただし、大きかったり重かったりすると危険ですので、小さめのケースがよいでしょう。

手前にだけ並べる

天袋などは奥行きがありますが、奥までしっかり使う必要はありません。
取り出しやすいよう、手前のスペースを有効活用しましょう。
奥まで押し込んでしまうと、かなり高い脚立がないと取り出せなくなってしまいます。

理想の収納!?「何も入れない」

わたしが理想とする「高い位置の収納」は「何も入れない」ことです。

目線より下に全て収納できるのであれば、あえて手の届きにくい高い位置に収納する必要はありません。

「収納があるから、モノを入れなくてはいけない。」
そんなことは決してないのです。

不要なモノを処分することにより、全てのモノをゴールデンゾーンに収納することも可能になります。

57*「時間薬」は断捨離にも効く

こんにちは、山形の整理収納アドバイザー*渡辺有香です。

「捨てた方がいい」
頭では分かっていても、手放せないモノってありますよね。思い出品は特にそうです。

子供の作品などは増える一方です。取り出して眺めることはなく、しまいっぱなしでも、可愛いわが子の分身のような気がして捨てられません。

それでも年に一度は箱を開けて、全部出してみましょう。
意外と「減らせる自分」がいて、驚くものです。

兄弟ふたりの「幼稚園思い出箱」を整理

年に1回は全部出して、要らないものを減らしています。
現在ふたりとも小学生なので、幼稚園のものはこれ以上増えません。

「いる・いらない」を判断するのは子供たち。
ヒマそうにしていて、気力があるときを狙って声かけするため、ビフォー写真が撮れませんでしたが、処分したのはこちら↓

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小2の次男のモノより、小4の長男のモノがより多く捨てられました。
それだけ思い出が昇華されたということだと思います。

しかしこの↑中から、次男作のサンタさん(中に欲しいものを書いた手紙が入っている)とおひな様は、わたしの所有物に。
可愛すぎて捨てられないー!・・・でも、また数年経てば気持ちも変化するでしょう。

捨てたくないモノは、無理して捨てません。

幼稚園の「連絡帳」を全捨てした!

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連絡帳3年分×ふたり分。
幼稚園時代の記録として保管していましたが、よく考えたら読み返すことは一度もありませんでした。

書いてあることも「タオル受け取りました」とか「お弁当食べました」とか、そんな内容だし。笑

これもやはり「時間が経ったから」すんなり捨てられたのだと思います。

残った「思い出品」はこちら

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まだまだ、小さめ収納ケース1箱分はあります。
最終的(ふたりが成人する頃)には、ひとつふたつ残ればいいかなと思います。
それまでは年に1回取り出して思い出に浸ります。笑

現在進行形「小学校の思い出品」の保管

小学校に入っても、授業や夏休みの宿題で絵を描いたり工作をしたりします。
絵は厳選して、気に入ったものを取ってありますが、ぺったんこなのでかさばらず、収納も簡単。

工作は逆に幼稚園時代より大型化しているので、持ち帰ったら一緒に写真を撮り、しばらく飾ったあと処分するようにしています。

「スッキリ生活のためには、捨てなくちゃ!」と思い詰めることはありません。
不要になるタイミングは自然と分かりますし、無理をしないでも捨てられます。

捨てられないのなら、今がその時期ではないのかもしれませんね。

56*ちょっとした不便を解消する

こんにちは、山形の整理収納アドバイザー*渡辺有香です。

日々暮らしていると「なんとなく不便」、そう思うことはありませんか。
そのまま放置しても暮らせないことはない、でも毎日ちょっとだけイライラする。

そんなちょっとした不便をひとつずつ解消していきませんか。
きっと暮らしがちょっとだけラクになりますよ。

わが家の「ちょっとした不便」を解消してみた

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ていねいに暮らしているとは、とても言えないわたし。
しかし気になっていたところを改善してみると、思いがけずスッキリ気分に!

顔拭きガーゼの収納

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  • バスタオルがわりのフェイスタオル
  • 朝の洗顔時に顔を拭くガーゼ

この2つを同じ引き出しに収納しています。

これまで仕切りなしで入れていたのですが、ガーゼが倒れてきて入れにくかったです。

ぴったりサイズの収納ケースを入れることで、小さな「イラッ」がなくなりました。

プロテインの計量スプーン

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現在飲んでいるプロテイン、付属のスプーン(赤)1杯が1回分。
しかしこのスプーン、ビンに入れるには大きすぎです。

計ってみると、別なプロテインの小さめスプーン4杯分だったので、こちらにチェンジ。

付属品がベストとは限りません。

スマホの充電コード

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↑これを・・・

↓パソコン裏にひっかけた

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スマホの充電はいつも、パソコン経由で行っています。
しかしこのコードが地味に目障りなんですよね。

そこでパソコン裏にフックを取り付け、使用しない時はここに掛けることに。
ただでさえゴチャつくパソコン周りが、スッキリしました。

大切なのは「気づくこと」

一番大切なのはちょっとした不便に「気づくこと」だと思います。
小さすぎて、つい見過ごしてしまうんですよね。

そして気づいたら、解決方法を考えてみる。
スグには見つからないかもしれませんが、ちょこっと心に留めておくと、ふとした時にいいアイデアが浮かぶことも。

小さな改善の積み重ねが、きっと暮らしをラクに便利にしてくれますよ。

55*使用中アイテムとストックを分ける

こんにちは、山形の整理収納アドバイザー*渡辺有香です。

洗面台下やキッチンの収納、気がつくとグチャグチャになっている…。
そんな人はもしかしたら、使用中のアイテムとストックを一緒に収納していませんか。

使用中のアイテムとストック、分けて別な場所に収納することをオススメします。

理想は「ひと目で分かる収納」

↓こちらがわが家の洗面台下収納。

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置いてあるのは

  • お風呂洗剤
  • 洗濯用洗剤
  • 靴洗いブラシ

種類は多いですが、ひとつひとつが見やすく、使いたいものがスグ手に取れます。

ここにストックも一緒に収納してみました。

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ストックがあんまりなかった…買わなきゃ…

一気にゴチャゴチャ感が増しました。
使うときはどうにか探せても、ストックがあるのかないのか、どれくらいあるのか分かりにくいです。

視覚からの情報を極力シンプルにすることで、スッキリ使いやすくなります。

収納の余白も「必要な空間」

場所があるから入れる
隙間なく入れる

以前はわたしもそう思っていました。

しかし余白があるからこそ使いやすいのであれば、その余白は必要な空間です。

使用中アイテムとストックを分けてみよう

収納しているモノの種類や数にもよりますが、もしゴチャゴチャして使いにくいようであれば、使用中のアイテムとストックを分けてみませんか。散らかりにくくなります。

しかもストックがいくつあるかもスグ分かるのです、ダブり買いや買い忘れも防げます。

ぜひお試しください。

54*必要なモノ以外を「どかして」みる

こんにちは、山形の整理収納アドバイザー*渡辺有香です。

モノの少ないスッキリ生活、憧れます。
しかし現実は不要なモノに囲まれて、生活は圧迫されがちです。

滅多に使わないけど、捨てるのはもったいないし、収納場所もないからとりあえずここに置いておくか。そんな「とりあえず」でモノはたまっていきます。

まずは一度、不要なモノを「どかして」みませんか。
捨てなくてもいいのです。
その場所に「不要」と感じたモノを別な場所に移動してみましょう。

「スッキリ感」を実感してみる

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リビングやデスクまわりは不要なモノが多すぎて、どこから手をつけていいか迷うでしょう(わたしは迷います)。

そのような場合はまず、狭いスペースで試してみましょう。

玄関

下駄箱の上に「ちょい置き」したモノが乗っていませんか。

  • 先日買って、あとで下駄箱に収納しようと思った靴クリーム
  • もらい先を探している可愛い貯金箱
  • 雪かきで使った軍手

わが家の下駄箱にはこんなものが乗っていました。

浴室

意外と使っていないモノが多い場所です。

買った当時はよく使ったけれど、最近は全く触っていないヘアケア・ボディケア用品や掃除道具が放置されていませんか。

週1回程度の使用頻度であれば、使うときに持ち込んだ方が、商品の劣化が防げます。

  • 取り外すことにした排水口のフタ
  • 掃除用手袋
  • たまに使う掃除道具

わが家の場合はこれらを「とりあえず」どかしてみました。

ーーー

収納先が決まっているモノは片づけ、行き先が決まっていないモノはとりあえずどかしてみる。すると思った以上にスッキリして、気分までさわやかに。

一度そのスッキリ!を味わうと、もう元に戻すことはできません。

片づけで難しいのは「片づけ方法」ではなく「いかに片づけたいという気持ちになるか」です。

片づいた後の「スッキリ感」を先取りすることにより、やる気がわいてきます。

どかしたモノをどうするか

さて問題は「とりあえず」でどかしたモノをどうするかです。

  1. いらないモノは捨てる
  2. 収納場所が決まっているモノは、そこに戻す
  3. 収納場所が決まっていない場合は、新たに作る

やることは、このどれかです。

問題は3番。
収納場所を決めてそこに片づけるのは面倒です。
しかしこれを行わない限り、モノは「その辺に放置」されたままです。

逆に一度収納場所を決めてしまえば、あとは何も考えずそこに片づけるだけです。

  • 最初に考えるか
  • 何も考えず、毎日それを見てイライラするか

もちろん前者ですよね。

片づけのポイントはふたつ。

  • 減らす
  • 定位置管理

このふたつを押さえれば、散らかった部屋とはさよならできます。
まずは「どかす」→「定位置を決めて収納」を実践してみましょう。

53*【冷蔵庫】捨てる調味料・残す調味料

こんにちは、山形の整理収納アドバイザー*渡辺有香です。

冷蔵庫のドアポケット、ドレッシングや調味料が乱立していませんか。
わが家もご多分にもれず、ビンやチューブがいっぱいです。

このたくさんの調味料たち、定期的に「いる」「いらない」に分けてスッキリさせませんか。わが家のルールをご紹介します。

賞味期限内でも捨てるモノ

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誰も食べないドレッシング

わが家の捨てるモノ代表。。。
見切り品になっていた季節物、冒険してみたけど結局好みに合わなかったものなど。
もったいないからとムリして食べてもツライだけ。どうせ食べるなら美味しく楽しく食べたいですよね。

今後絶対使わないと断言できるモノ

レシピを見て特別な料理を作るとき、専用に買った調味料など。
作ってみたけど美味しくなかった、作るのが超!!!面倒だったなど、今後絶対使わないと断言できるモノは捨てます。

賞味期限が切れても残すモノ

いやいや、賞味期限が切れたら捨てようよ。そんな意見も出そうですが。

なくなったら確実に買い足すモノ

たまにしか使わないけれど、次回必要になれば必ず買うモノは、多少賞味期限が切れても捨てません。
レモン果汁、カレー粉など。

変質しにくいモノ

タバスコやナンプラーは変質しにくい(とわたしは思っている)ので、賞味期限が切れても使います。そもそもあんまり使わないから減らないんですよね。

「自分ちルール」を決めよう

賞味期限が切れていても・切れていなくても、残ったドレッシングや調味料を捨てるのはイヤなものですよね。お金だってムダになります。

  • ドレッシングは家族みんなが好きな定番品を決める
  • 滅多に使わない調味料は別なもので代用
  • 料理に冒険をしない

などなど「自分ちルール」を決めておくと、ムダを出さず、冷蔵庫もスッキリするでしょう。

とりあえずわたしは、見切り品ワゴンの「変な味ドレッシング」を買わないようにしたいと思います。笑

52*片づけ時の「迷い箱」の本当の意味

こんにちは、山形の整理収納アドバイザー*渡辺有香です。

片づけのとき、モノを要・不要に分けますが、そのときどうしても決められないものは「迷い箱」に入れましょう。整理収納アドバイザーの授業でもそう習いました。

わたしはどうしてもこの「迷い箱」の存在理由が理解できませんでした。
しかし辰巳渚さんの著書を読み、初めて納得したのです。

「迷い箱」は手間を増やす

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「迷い箱」とは。
ルールは様々ですが、とっておくか捨てるか、迷ったときは箱や紙袋を用意してそこに入れます。その後、半年なり1年なり経ったら、改めてとっておくか捨てるかを決めます。

つまり2回判断しなくてはいけないのです。
面倒じゃないですか?
どうせ判断するなら1回でジャッジして、捨てるならさっさと捨てる、取っておくなら堂々と取っておけばよいのです。

なんて言いつつ、迷って捨てられない…という人には「迷い箱に入れましょう」なんて、しれっと言っちゃいますがね。

「迷い箱」=捨てる前提 

辰巳渚さんは「幸せの生前整理」の中で、こうおっしゃっています。
(著書の中では「迷い箱」ではなく「わからないモノ」と表記されています。)

「わからないモノ」とは、「捨てればいいとわかっているけれど、捨てたくないから判断できない・したくない」モノなのです。その意味で、「捨てても大丈夫なモノ」とみなしたうえで、もう一度、「捨てる/のこす」を検討します。

「迷い箱」とは、取っておくか捨てるかを検討する箱ではなく、「不要だけど、捨てたくないモノを入れる箱」というわけです。

「必要なモノ」と「捨てたくないモノ」は似ているようで、全く違います。
「必要」がモノとしての役割を持っているのに対して、「捨てたくない」は役割が終了してしまったものの気持ちが残っているモノ。

「迷い箱」の中身は「捨てても大丈夫なモノ」。
それを理解した段階で、片づけは一歩進んでいます。

時間をおいて「迷い箱」の中身を取っておくか捨てるかを判断するのは、二度手間ではなく、階段を2段進むようなものなのです。

それでもわたしは「迷い箱」を作らない

「迷い箱」の存在意義が見いだせたので、今後片づけのお手伝いをするときは納得の上で「迷い箱を作って入れましょう」と言えます。でもやっぱりわたし自身は「迷い箱」は作りません。

「捨てて大丈夫なモノ」なら捨てましょう。
捨てたくないなら、取っておきましょう。

「捨てる経験」を重ねていくと、この見極めが迷うことなくできるようになります。
それまでは「迷い箱」を活用して、経験を積むのがいいですね。