暮らしを整える100のヒント

written by 整理収納アドバイザー*ワタナベユカ

42*All or Nothingの罠を回避する


こんにちは、山形の整理収納アドバイザー・ワタナベ*ユカです。

お気に入りのモノだけに囲まれた暮らしをしよう!と意気込んで断捨離を始めても、ちょっとしたことでつまずいて挫折してしまう。
それは「捨てる決断」ができないことだったり、集中力が続かないことだったり。

「All or Nothingの罠」もそのひとつです。
以前わたしはよく、この罠にかかって断捨離がうまくいきませんでした。

All or Nothingって?

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言葉通り「全てかゼロ(無)か」と言う意味です。

何かを捨てようか迷ったとき、そのジャンルのものを「全て捨てるか」「全く捨てないか」で迷ってしまうことはありませんか。

例えば「通販カタログは全捨てしましょう」と片づけ本に書いてあったとします。
そこで本棚からカタログを全部取り出し、ゴミ袋に入れようとします。

しかしそこで手が止まります。
「今、部屋の模様替えの最中だから、収納用品を買うかもしれない…」
そう考えるとカタログを捨てられず、結局本棚に戻してしまうことに。

このケースでいえば、必要なのはインテリア関係のカタログだけです。
それ以外の、ファッションやコスメは捨てられたのではないでしょうか。

もっと突き詰めれば、気になる商品のページだけを切り取ったり、写真に撮っておくこともできます。どこの通販会社か分からなくても、商品名で検索すればすぐ分かります。

サイトにいって気になる商品をお気に入り登録しておけば、カタログは全捨てできます。

一部分を捨てる・とっておく

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1ジャンルに多くのアイテムがある場合は、必要なアイテムだけをとっておきましょう。

そしてひとつのアイテムであっても細分化できる場合は、必要な「部分」だけをとっておく方法もあります。

例えば旅行用のボストンバッグ。
肩掛け用のストラップも付いているけど、使いにくいので使っていない。
しかしこの付属品も含めたボストンバッグだし、一部分だけ捨てるのは、バッグそのものが不完全になるようでできない。

しかし使わないなら捨てましょう。

蓋つきの食品保存容器も、蓋を使わないなら捨てる。
ワンピースの付属ベルトも、使わないなら捨てる。

そのように無駄な部分をそぎ落として行けば、いつか理想とする「お気に入りのモノだけに囲まれた暮らし」も可能になるのではないでしょうか。

妥協したっていいじゃん

そしてもうひとつ、All or Nothingには「妥協を許さない」という意味もあります。

真面目な人ほど、片づけに関して完璧にやろうとして疲れてしまいます。
「これはもう使わないけど、もしかしたらまた使うかもしれない。でもそういうモノは今後使うことはないって本に書いてあったし、ここはやっぱり思い切って捨てよう。でも…」
片づけ中の脳内あるあるではないでしょうか。

5つ迷うアイテムがあれば、そのうち2つ3つでも捨てられれば確実にモノは減ります。残りはまた次回に持ち越しでもいいじゃないですか。

回を重ねるたびに、判断精度はどんどん上がっていきます。
まずは「やること」が大切。
All or Nothingにこだわらず、気楽にお片づけを進めましょう。