暮らしを整える100のヒント

written by 整理収納アドバイザー*渡辺 有香

12*使用頻度別収納は「使わないモノ」に注目


「使用頻度別に収納しましょう」真面目な収納本によく書かれています。

しかしこの使用頻度別収納というもの、意識して行なっている人はどれくらいいるのでしょうか。

使用頻度を考えて収納する場合、「使わないモノ」だけに注目すれば収納は整います。

使用頻度を5段階に分ける

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整理収納アドバイザーの考えでは、使用頻度は5段階に分けます。

  1. 毎日使うもの
  2. 週に2〜3回使うもの
  3. 週に1回使うもの
  4. 月に1回使うもの
  5. 年に1回使うもの

これは目安として参考にする程度でいいと思うのです。

例えばクローゼットに衣類をハンガーがけする場合。
ワンピース → スカート → ブラウス、のようにアイテム別に並べるのが一般的です。(この時、衣類を長さ別に並べると、下の空間が有効活用できます。)

これらをさらに、もしくはアイテム別ではなく、「使用頻度5段階」で分けるとクローゼットはグチャグチャになりそうです。

モノ別で収納した上に、さらに使用頻度別で分けるのは現実的ではないのです。

使用頻度5と6を取り除く

かといって、全てのモノをアイテム別収納にしてしまうと、それはそれで使いにくいです。
年に1回しか使わないモノが、毎日使うモノと一緒に収納してあれば当たり前ですね。これでは収納がいくつあっても足りません。

オススメの方法は、使用頻度5以下を取り除くことです。

明らかなゴミを取り除く

まずは明らかにゴミといえるものを処分しましょう。
壊れているモノ、もう使えないモノ、以前は捨てられなかったけれどもういいかな…と思えるモノなど。

思い出品を取り除く

次に思い出品を取り除きます。

例えば食器棚。
今はもう使っていないけど、子供の離乳食に使っていた可愛い食器。
思い出がいっぱい詰まっていて捨てられない…そんなときは食器としてではなく「思い出品」として思い出ボックスに入れましょう。

しかしこのとき全ての「思い出食器」をボックスに入れていては、あっという間にいっぱいになってしまいます。

「思い出食器」の中でも特に思い入れのある、1つか2つに絞るといいですね。

使用頻度5を取り除く

そして最後に、年に1回程度しか使わないモノを、別な場所に移動させます。
もともと収納していた場所の近くで、使いにくい収納(足元や上の方の棚など)に入れておけば、いざというときもスグ取り出せます。

わが家の子供用ランチグッズの場合↓
(右上がガラ空きなので、ストックを入れました。要見直し)

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  • 給食用はし=毎日使う(写真に写っているのは予備)
  • お弁当箱=長期休みに学童で使う
  • ランチマット=月に1回使う
  • 運動会用の折詰・紙コップなど=年に1回使う

最後の運動会用が使用頻度5にあたるので、キッチンの足元の引き出しに収納しています↓

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毎日使うモノは自然と前に

さて、残った使用頻度1〜4までのアイテムです。

アイテム数が多い場合はさらに使用頻度別に分けてもいいですが、そうでもない場合は一緒に収納しちゃいましょう。

使っているうちに、毎日使うものは手前に、月1回のものは奥に落ちつきます。

月1回というのが微妙な頻度で、ついつい「来月もまた使うからここに置いておこう」なんて思ってしまいませんか?(わたしだけ?)

こまめに出し入れできるならOKですが「ついつい置き」をしてしまうのであれば、開き直って堂々と「いつもの収納」に一緒に入れてしまいましょう。

毎月使う日にあわてなくてすみますし、片づけも簡単です。

使用頻度1だけを集めた収納も◎

逆に使用頻度1のモノだけを集めた収納もありです。

調理道具はアイテムが様々あり「ボウル」「ツール」「鍋類」などアイテム別収納にすると、収納スペースがどんどん広がりがちです。

これを使用頻度別収納にすると、毎日使うものは移動せずとも全て手の届く位置に収納することができます。

わが家の使用頻度1コーナーはこちら↓

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一番使いやすい一等地に、使用頻度1を集めました。
(そうじゃないモノも混ざってますが。笑)

自分仕様にカスタマイズ

本やブログなどで「このように収納しましょう」といわれても、結局使うのは自分です。自分自身で考えて改善していかないと、いつまでも使いにくいままです。

そうはいっても、毎日収納のことばかり考えてもいられませんよね。

その場合「なんか使いにくいな…」と思ったときに「ならどうすれば使いやすくなるかな?」とちょっとだけ考えてみましょう。

小さな改善の積み重ねで、必ず使いやすい収納は完成します。