暮らしを整える100のヒント

written by 整理収納アドバイザー*ワタナベユカ

33*捨てきる前に、収納してはいけない


こんにちは、山形の整理収納アドバイザー・ワタナベ*ユカです。

整理収納のステップは以下のようになっています。
(実際には細かく8段階に分かれます)

減らす
 ▼
分ける
 ▼
収める

不要品を取り除き、グループに分け、収納する。
つまりモノを減らす前に、収納に取りかかってはいけないのです。

減らす前の収納は、事態を悪化させる

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例えば冷蔵庫の野菜室。

使い切れずにしなびた野菜・腐った野菜が入っていたとします。
そこに新しい野菜を買ってきました。

さて、どうしますか。
とりあえず、新しい野菜を冷蔵庫に入れますか。

減らす前に収納するということは、つまりそういうことなのです。

腐った野菜をそのままにしておくと、調理をするときにスグ欲しい野菜が取り出せません。

腐った野菜を後から取り除こうとしても、冷蔵庫の中がパンパンで分かりにくいです。

まずは冷蔵庫内の不要品を取り除き、そこに必要なモノを収める。
これが手間も時間もかからない方法です。

「予備スペース」は不要

  1. 不要なモノを取り除きました
  2. 必要なモノを収納しました
  3. 思ったよりスペースが空きました

せっかくだからここは「予備スペース」として空けておこう。
実はこれNGです。

予備スペースは「現在の状況に満足していない」気持ちの象徴です。
もっとモノが欲しい・もっといいものが欲しい、そういった自己暗示をかけてしまいます。

取り出しやすさのために収納を7〜8割にとどめるのは◎ですが、予備スペースは不要です。
現在持っているモノを愛して、大切にして、感謝する。
「今」を大切にすることが、満足感を生みます。

「モノが出しっぱなし」の落とし穴

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捨てきる前に収納はしない。
これが大原則ですが、ここには落とし穴もあります。

忙しくて「減らす」が十分にできず、収納までたどり着けない場合があります。

まだ減らしきっていないので、収納してはいけない。
そう思ってモノを出しっぱなしにすると、部屋が散らかります。

これは片づけ途中に散らからないための苦肉の策ですが、途中であっても一度収納してしまいましょう。

その際、どこまで整理したか分からなくならないよう、スペースを区切ります。
クローゼットであれば、整理済みを左からかけていく。
タンスの引き出しであれば、整理済みの服を上の段から入れていく、など。

これはあくまで応急手当てですので、期間を決めて「減らす」を完全に終わらせましょう。

収納の余裕は、心の余裕

探しやすく・取り出しやすく、しまいやすい。
家中がこの状態だと、収納に関するストレスがなくなります。

つまり収納の余裕は、心の余裕につながるのです。

一度片づけてしまえば、あとはその状態をキープするためのメンテナンス程度ですみます。
片づけに取りかかるのは、早ければ早いほどいいです。
片づけ後の生活が、見違えるほど快適になりますよ。